航空機産業への新規参入ー成功の普遍的法則(その4の2)

航空機製造

お待たせ致しました。
成功の普遍的法則を「航空機産業への参入及び成功」に適用するとどうなるかの「その4の2」です。
成功の第四の法則は
「チームの成功にはバランスと多様性が不可欠だが、功績を認められるのはひとりだけだ」
でした。

航空機産業においては、現在、日本全国で数多くの航空機産業クラスターが形成されています。このクラスターをチームと考えた場合、どのようになるでしょうか?
まず、リーダーはいますでしょうか?
リーダー企業が存在しないクラスターは成功の第四法則からは外れます。
また、リーダー企業ばかりのクラスターも同様です。
従って、1社、もしくは2社のリーダー企業から形成されたクラスターが条件をクリアします。
次に、バランスと多様性ですが、クラスターへの参画企業はそれぞれが独自の企業文化や専門技術をお持ちですから、多様性は多くのクラスターはクリアしていると思いますが、
バランスはどうでしょうか?
親密すぎず、疎遠すぎず。これは、意外に難しい条件です。信頼されるリーダーのもと、意見を戦わせ、相手の考えに耳を傾け、多様な視点を共有することが必要とされます。
これらの条件をクリアし、成長できたクラスターが航空機産業に参入し、事業を拡大していくことができると考えられます。

しかし、このように成功したクラスターで企業名が多く取り上げられのは、リーダー企業だけでしょう。このリーダー企業は航空機のリッチクラブネットワーク内で名前が知れ渡れば、企業単独での事業拡大も可能になるでしょう。

では、その他の参画企業はどうすればよいのでしょうか?
それは、クラスター内で航空機産業への参入・事業拡大のステップが理解できたら、
今度は自社がリーダー企業となることです。
もちろん、自社1社のみで参入を目指すことも可能ですが、あらたに、自社が弱い部分を補完する企業とクラスター(チーム)を形成することが確実のように思います。

現在、既に航空機産業に参入済の企業は世界中に多数存在します。これから、参入し、事業を拡大しようと考えている企業も世界中に多数存在するでしょう。
そのような状況下で、新規に参入し、事業を拡大することはできるのでしょうか?
それは、次回の成功の第五の法則でご紹介します。

次のブログまで待てない.早く知りたいという方は,お問い合わせにてご連絡ください.

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